研究概要

 アップルの「Siri」等の人工知能アシスタントが普及しないのは、実際の人間との対人会話感が無いのが理由の一つとして推測されています。本研究では、観客に感情移入させる文楽人形の洗煉された感情動作表現を用いたコミュニケーションホームロボットの開発を目的とします。いままで困難であった「人間的な」感情動作表現を解析し、人工的に感情動作表現を行えるコミュニケーションホームロボットの開発を目指します。

ニュース

2019年12月5日
「Robot Motion Design Using Bunraku Emotional Expressions - Focusing on Jo-ha-kyū in Sounds and Movements. Advanced Robotics, Special Issue - Full paper」がAdvanced Roboticsにアクセプトされました。
2019年4月19日
文楽の序破急メカニズムを使ったロボットモーションデザイン、「The Beauty of Breaking Rhythms: Affective Robot Motion Design Using Jo-Ha-Kyu of Bunraku Puppet」がSIGGRAPH2019 TALKS(採択率約20%)にアクセプトされました。